非常時給水タンクシステム 「みずがめ君」
設置のイメージ
メンテナンス不要の家庭用タンク発売
大丸鐵興(茨城県猿島郡)は、同社が開発した一般住宅向け非常時給水タンクシステム「みずがめ君」の本格的な販売を開始した。
同製品は、一般住宅などの床下に敷設してある給水管の途中に設置する。通常は水道管の一部として水が通るが、弁が付いており、断水時に給水タンクになる。自転車などの空気入れで給水タンクを加圧すれば、3階程度の蛇口まで水を届けられる。
サイズは長さ約2m、直径約30cmで、163リットルを貯水できる。必要に応じて2本に増設も可能。リフォームの際に、屋外設置もできる。
特徴は、給水タンクの入り口の形状を工夫してタンク内部に水が滞留しない構造にしたことにより、常に新鮮な水道水が蓄えられる点だ。タンクはステンレス製で強靭、メンテナンスが不要だ。
東日本大震災以降、災害時における水確保に対する意識は高まっており、一般家庭の備えとして注目を集めそうだ。
大丸鐵興 (茨城県猿島郡)

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