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・ホームセンター各社がブロ向け建築資材販売を強化
・コーナン商事は建材小売の建デポを買収、コーナンやカインズもプロ向けを強化
・各社のプロ向け強化の背景には、HCを取り巻く価格競争がある
ホームセンター(HC)各社がプロ向け建築資材の販売強化に乗り出している。コーナン商事(大阪府堺市)は建材小売大手の建デポ(東京都千代田区)を買収する。6月3日に完全子会社化となる予定でプロ事業を本格化する。HC大手のカインズ(埼玉県本庄市)は新たに資材のネット販売を開始。各社プロユーザー獲得で業績を拡大させたい考えだ。
主なホームセンターのプロ向け建築資材事業の取り組み
コーナン、建デポ買収
カインズ、ネット強化
コーナン商事が買収すると発表した建デポは、67店舗展開するプロに特化した建材小売店。かつてはLIXILの一事業部門だったこともあり、大量の品揃え、専門知識を持ったスタッフの対応を武器に67店舗にまで拡大した。2018年3月期は売上高億円を計上。だが、純損失は10億円の赤字で、ここ数年間は利益面で苦戦していた。
筆頭株主のユニゾン・キャピタルとLIXILからの買収額は約240億円と、コーナン商事にとって大きな投資となるが、プロ事業を本格化するチャンスとみて決断した。

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