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ブランド多角化で11億円超、水回り・外壁塗装・給湯器に細分化【業種別リフォーム売上ランキング2025】

ブランド多角化で11億円超、水回り・外壁塗装・給湯器に細分化【業種別リフォーム売上ランキング2025】

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2023年11月に石川県にリフォーム専門店・羽咋店を開設した(写真:2023年11月に石川県にリフォーム専門店・羽咋店を開設した)

小売部門有力企業

2025年1月期のリフォーム売上高11億2000万円を記録したのがホームセンターの山岸(福井県あわら市)だ。ブランドの多角化とリフォーム専門店の出店が増収を後押しした。

主力はHC

同社はホームセンター・食品スーパー事業、リフォーム事業、太陽光発電事業、LPガス・灯油事業、インターネット通販事業、不動産事業を手掛けている。石川県・福井県にホームセンターとリフォーム専門店を構える。前期の売上高は133億7000万円、うちホームセンター・食品スーパー事業が約70%、リフォーム事業(太陽光発電事業含む)が約10%、LPガス・灯油事業が約10%、インターネット通販事業が約5%、その他が約5%を占める。

リフォーム事業では小工事や内装、設備交換、外装、外構、間取り変更を伴うリノベーションなど住宅に関する工事全般に対応している。前期の年間工事件数は3193件。石川県・福井県にあるホームセンター6店舗中5店舗にショールームを併設し、リフォーム専門店4店舗を構える。

同社の強みは事業間のシナジーの創出にある。例えば、ホームセンターに来場した顧客にリフォームのチラシを配布するなど、各事業間での送客が可能だ。山岸直貴副社長は「他事業のお客様にリフォームを訴求することで、工事の受注につながるケースもあります。他事業がリフォーム事業の認知度の向上に貢献しています」と語る。

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