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高知県を中心にホームセンター18店舗を展開するグループ年商約110億円のフタガミ(高知県南国市)は、リフォーム事業も手掛けている。リフォーム売上高は年商の約15%。ホームセンターの店舗にブースを設置して認知度を拡大、さらにスタッフの対応力強化も図っている。
年商110億円うち15%が改修売上
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最も大きい「ホームセンターブリコ」のリフォームブース
同社では、ホームセンター部門と住宅部門の2事業それぞれでリフォームを手掛けている。どちらの事業でも、水回りなどの小規模リフォームからスケルトンにするような大規模改修まで幅広く請け負う。大きな違いは、集客方法と新規・OB比率だ。
新築・リフォームを手掛ける住宅部門のリフォームは、年間430件受注。OB顧客が約8割を占める。OBフォローに力を入れているからだ。「弊社には新築1000件、リフォーム600件くらいのOBのお客様がいます。そこに積極的にアプローチをしていこうという方針です。新規のお客様はご紹介が多いほか、SNSやモデルハウスから受注につながることもあります」(常務執行役員御用聞き推進部部長・住宅部部長、安部信男氏)
一方でホームセンター部門で受注するリフォームは、年間で約1万3000件。大型店舗においては、相談の約7割が新規の顧客だ。その理由として、安部氏は「リフォームブースを設置してから認知度が高まり、新規でリフォームご希望のお客様がストレートに相談に来ることが増えました」と話す。

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