LIXIL、AIで生産性向上FCVC加...

星野亨
リフォーム事業部
事業部長

フランチャイズ（FC）が約550店、ボランタリーチェーン（VC）が約1万1000店と、日本最大規模のリフォーム会社ネットワークを展開するLIXIL（東京都品川区）。最近は加盟店以外にもAIを軸としたデジタル戦略を進め、その先にあるエンドユーザーの満足度を高めるサポート施策を次々と打ち出している。具体的な取り組み内容とその狙いについて、リフォーム事業部の星野亨事業部長に聞いた。

非加盟店も取り込むデジタルツール

──もともとFC、VC向けに展開していたアプリ・ウェブサイトの「Lポケット」を「LポケットLite版」として、展開し始めた点に驚きました。

展開した一番の目的は、リフォーム事業者は非常に数が多く小規模なところが多いので、そうした方々に情報が届いていない現状があるためです。補助金についても「存在は知っているが面倒で使いたくない」という事業者も多いですし、それらについても広く伝えられるツールになればという想いですね。

必要な情報をコンパクトにまとめ、一部の機能を除いた限定バージョンをFC、VC未加入の事業者に向けて、公開しました。そこで当社と接点を持っていただいて、ゆくゆくは加盟店になっていただきたいですね（笑）。