・岡山県で注文住宅の年間着工数ナンバーワンなのがライフデザイン・カヤバ
・着工件数は約1万4000件、前期はOBを中心に年間100件の工事実績があった
・成約率も1割から5割に上がり、前期年商は187億。2025年には年商300億を狙う
クレーム覚悟の全件電話が成功
岡山県で注文住宅の年間着工数ナンバーワンなのがライフデザイン・カバヤ(岡山県岡山市)だ。前期は年間765棟の実績がある。リフォームにも積極的で前期売上高は8億5000万円。今期10億円超えを狙い、将来的には30億円を計画。戦略は「1万4000件のストックへの電話アプローチ」だと窪田健太郎専務は語る。
今年4月にエスバイエル・カバヤからライフデザイン・カバヤに社名変更。
窪田健太郎専務は「朝起きたら、会社に行きたい。早く仲間に会いたいという会社を作ってきたい」と話す。
小堀住研の代理店から
同社は今期で47年目の老舗ビルダー。「小堀住研」第一号の代理店としてスタートし、長らくエスバイエルの家を売っていた。低価格帯のバリエーションを増やそうと始めた在来木造の「カバヤホーム」がヒット。さらに、昨年から始めた睡眠に特化した住宅「GRANZ(グランヅ)」を高価格帯に据え、3グレードの商品を持つ商品構成が強みで、3年連続岡山県の注文住宅トップビルダーとなっている。
「OBと向き合え」
これまで建ててきた家の数は約1万4000件。今本腰を入れているリフォーム事業のターゲットがこのOBだ。前期はOBを中心に年間1100件の工事実績があった。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)1面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1652号(2025/06/09発行)1面
-
1651号(2025/06/02発行)2面