ミヨシ産業、8年で年商50％増の73億円

・ミヨシ産業が、経営改革で8年前から5割増の成長を達成
・新卒採用者と工務店参加者への人材教育により、ノウハウ向上
・研修会によって輩出された優秀な営業マンにより、好循環

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地域のビルダー8割と取引する建材会社

　鳥取県の建材流通会社ミヨシ産業（鳥取県米子市）は、経営改革を開始した8年前から5割増の成長を達成している。エリアの8割のビルダーと取引実績を持つ同社は、人材教育を行い、工務店の受注拡大をサポートする。

ミヨシ産業の年商推移

工務店の新人を教育

　同社は住設機器や建材の卸、木材のプレカット、屋根工事の下請けなどを行う企業だ。

　業績は好調で、2018年6月期決算は73億円を見込む。これは前期から6.2％増収。経営改革をスタートさせた8年前からは56.3％増収という結果となる。

　なぜ成長できているのか。谷野利宏社長は次のように話す。

　「工務店の受注拡大が当社の業績拡大につながります。そのため、ビルダーさんの教育支援に力を入れています」