UPWARDを利用した報告業務の姿

外回り営業支援サービスを提供するUPWARD(東京都千代田区)は、同社サービスを導入した窓まわり総合メーカートーソー(東京都中央区)とセミナーを実施した。
同サービスは位置情報技術とAIを活用して、顧客の訪問記録を自動入力し、日報などの報告業務負担を軽減することで営業マンの負担軽減を目指すものだ。
今回、トーソーは導入から2カ月で訪問入力件数が約60%増加し、17時以降の報告数も半減した実績を公開した。
トーソーの営業企画室佐藤健志室長は「以前、別の営業ツールを導入していたものの、訪問したその場での情報入力が難しく、帰社してからの業務増加につながっていました。そこで2022年度にDX推進の部署を新設し、営業活動を効率化するために導入を決めました」と語る。
セミナー内では具体的な活用方法も公開。サービス内に報告内容のテンプレートを設定することで現場訪問直後にスマホから記録が残せる点や、ピンの色や大きさで訪問の優先度を見える化できる顧客マッピング機能により効率よく外回り営業が可能となったことを紹介した。
トーソーの代表取締役八重島真人社長は「当社のコアビジネスは『国内・住宅・窓』と定義しています。しかし、中長期的にはこれらの逆、『海外・非住宅・窓以外』をやろうと声掛けをしています。今後やることが増えるのは間違いないので、今取り組んでいる効率化のモデルケースを形にして、それを柔軟にアップデートしながら広げていきたいと考えています」と締めくくった。
トーソー代表取締役の八重島真人社長(左)と営業企画室の佐藤健志室長(右)
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