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大和ハウスG、OBの「売却捕捉率」を3倍に

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大和ハウスG、OBの「売却捕捉率」を3倍に

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要約すると

・大和ハウスが戸建てOBからの売却依頼獲得に本腰
・拠点がないエリアは地元の不動産会社と提携し、不足エリアをカバー
・各社の連携体制を手応えに、売上2000億円を目指す


買取再販、仲介+リフォームを強化

 大和ハウスグループ(大阪府大阪市)は約40万の戸建てオーナーからの売却依頼獲得に本腰を入れる。中古住宅の買取再販や改修をさらに伸ばすため。同社は2025年にストック事業で売上2000億円を計画しており、今回の取り組みはその一環だ。

住宅ストック領域の売上高推移と成長イメージ

大和ハウスグループ 住宅ストック領域の売上高推移と成長イメージ

 まず取り組むのは、新築OBの売却依頼の捕捉率を現在の3倍にすること。「新築戸建てのOB様宅40万戸のうち1600戸ほどが1年間で売買されている見込みだが、仲介や買い取りができているのは1割にも満たない。これを3割までもっていけば、買取再販や仲介に伴うリフォームの拡大につながるはず」と東京本社営業本部住宅ストック事業推進室の平井聡治室長は話す。

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