代表取締役
中内晃次郎氏
ポラスグループ(埼玉県越谷市)は4月1日、2025年度の新入社員165人(男性107人、女性58人)を迎え、埼玉県内で入社式を開いた。代表取締役の中内晃次郎氏は訓示で「不確実な時代だからこそ、若手にとっては大きなチャンスだ」と述べ、人材への継続的な投資と成長環境の整備を強調した。
同氏は、技術と教育の両面での体制強化として、研究開発と研修機能を持つ「ポラステクノシティ」を新設したことや、約40年にわたり職人育成を続けてきた「ポラス建築技術訓練校」の実績を紹介。「性別、年齢、キャリアに関係なく全社員が自己成長と社会貢献を実感できる企業を目指す」と語った。
同社は10年連続でベースアップを実施しており、人材への継続的な投資を経営戦略の柱と位置づける。
新入社員代表として登壇した山本祐子さんは「建築業界は労働力不足や生産性向上といった課題に直面している。新しい技術や働き方を積極的に取り入れ、業界の発展と顧客の暮らしに寄り添いたい」と決意を述べた。

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