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コーラー村から生まれる多様なデザイン《KBIS訪問記vol.5》

コーラー村から生まれる多様なデザイン 《KBIS訪問記 vol.5》

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KBIS(キッチン・バス・インダストリーショー)訪問記 vol.5
~アメリカ・コーラー本社を訪ねて~

 1月にフロリダで開催されたKBIS。その会場で最も大きなブースを出していたのがアメリカのコーラー社でした。アメリカで人気のファームハウススタイルやトラッドのデザインに強いシンクや水栓のメーカーです。日本では装飾的な一部の商品しか知られていませんが、帰途にその本社を訪問し、同社が総合的なライフスタイル企業だということを知りました。

本社ショールームは部屋ごとの展示などもある広大なスペース本社ショールームは部屋ごとの展示などもある広大なスペース。

ショールーム写真ショールーム写真

 1873年創業。本社のあるウィスコンシン州はドイツやオーストリアから移民してきたドイツ系住民が集まるエリアで、創業時は畜産や穀物など農業用の桶や作業具を製造していました。戦後の住宅ブームでキッチンのシンクやバスタブ、水栓分野に特化し、1960年代にすでに今風の色付きシンクを発表するなど、幅広い製造技術を誇ります。現在は発動機やタイル、高級水栓ブランドもグループ化。社員の結びつきが強く、本社のあるエリアはコーラー村と呼べるほど、社員住宅、福利厚生施設、職場が整備され、3代でコーラー社員という家族も多いのです。

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