ノーリツ、ビジネスユーザー向け「PS部材計測機能」導入

給湯器取り替え業務をサポート

ノーリツ（兵庫県神戸市）は、ビジネスユーザー向けLINE公式アカウント「ノーリツ／お湯net」に、新機能「PS部材計測機」を追加した。

「PS部材計測機能」の操作手順（イメージ）

これはPS（パイプシャフト）に設置された給湯器本体をスマートフォンで撮影、送信するだけで、交換時に必要な部材セットの選定、在庫検索ができるというもの。

築後30～40年の分譲マンションは2019年時点で約121万戸とされ、今後も増加傾向。一般的な給湯器の寿命は10～15年とされ、新築時から数えて給湯器を1回以上交換している住戸では、新築当時のPSの状態や使用機種などの履歴が確認できない場合が多く、新しい給湯器の取り替えに必要な部材セットを選定するためには手間と専門知識が必要となる。そこで同社は、住宅設備機器の取り替えやメンテナンスなど業務の円滑性に重点を置き、今回の「PS部材計測機能」を開発。取り替え業務にかかる時間を大きく軽減し、現場調査から着工までの期間を短縮することで、顧客の満足度アップも期待される。