パロマ(愛知県名古屋市)は、昨年4月よりビルトインガスコンロのシリーズ「FACEIS」を改名。「FACEIS GRAND(フェイシスグランド)」としてモデルチェンジを実施。結果、台数ベースで前年比144%の販売台数を達成した。この背景には、かつてと異なり、リビングとキッチンが一体化となる設計が主流となった時代の変化を製品開発に落とし込んだ企業努力があった。今回は、広報室長の近藤貴史氏にモデルチェンジについて改めて話を伺った。
家事負担を軽減した製品開発
従来のFACEIS(左)と新しいFACEIS GRAND(右)。シリーズ名変更に伴い、「スモークカットグリル」のほかグリルの排気口サイズが約半分になる「ひろびろすっきりトップ」を採用。排気カバー極薄フラット構造となっている。また、バーナーまわりをヒートタットトップにすることで焦げ付きを低減した
前身となるFACEISのモデルチェンジを着手。
「生活インフラと家庭をつなぐガス機器は、製品を量産し続けることが大切だと考えます。そこで、デザインを大切にしつつ頑丈さを兼ね備え、家事負担の軽減もできる新機能の開発に着手しました」(近藤室長)
時代に沿った製品開発
新機能のスモークカットグリルは、要素に関する研究を含めて約4年の開発期間を経て実現した。
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