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TOTO決算レポート、業績不振の中国市場を再構築へ

TOTO決算レポート、業績不振の中国市場を再構築へ

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TOTO(福岡県北九州市)は2025年3月期の決算を発表し、連結売上高が前年同期比3%増の7244億円で過去最高を更新した。営業利益は同13%増の484億円。経常利益は同2%減の503億円だった。中国事業の売り上げ不振の影響で340億円の減損損失を計上。純利益は同67%減の121億円となった。

3%増収で過去最高売上達成

営業利益13%増に

TOTO 全体の売上構成比

リモデル4%増収

同社は現在、日本住設、海外住設、新領域(セラミック事業)の3本柱で事業を展開している。

売上高構成比で約66%を占める日本住設事業は国内のリモデル(リフォーム)と新築市場で水回り機器を販売している。連結売上高は同2%増の4813億円、営業利益は2%減の219億円。24年8月実施の価格改定効果等で増収となったが、外部調達コストの高騰、人材投資費用などから減益となった。

需要別では、リモデルの売上高が同4%増の3439億円、営業利益は同0.5%減の215億円。新築の売上高は同4%減の1375億円、営業利益は約50%減の4億円。売上高構成比は、リモデル71%対新築29%、営業利益ではリモデル98%対新築2%となっている。

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