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【住宅リフォーム売上ランキング2017・注目企業】激戦区・大阪、勝つのは?

【住宅リフォーム売上ランキング2017・注目企業】激戦区・大阪、勝つのは?

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 有力リフォーム専業店がひしめき合う激戦区大阪。長らく先行してきたCONYJAPANに対してナサホームアートリフォームの2社が猛追。ついにナサホームが逆転し、アートリフォームもCONYの背後に迫ってきた。3社の戦略を解説する。

3社のリフォーム売上高推移

3社のリフォーム売上高推移

40人入社して40人退職

 年商が20%増収の58億1000万円と好調だったのがナサホームだ。同社の戦略は、増改築を手掛ける「ナサホーム」11店舗と水まわり専門店「みずらぼ」12店舗を展開するというもの。

 前期は、これまで出店攻勢をかけてきた「みずらぼ」の展開を停止。既存店の売り上げ拡大に取り組んできた。

 「前期は40人新規採用して40人退職するという前代未聞のつまずきがあった。そのため、特にみずらぼの既存店に人員を補充し、さらに業務をシンプルにしました」(江川貴志社長)

 具体的には、営業マン3人で回していた店舗には1人を、4、5人の店舗には2人まで補充し、1人当たりの作業量を分散。さらに、「コンサルしない提案」を掲げ、住設の交換工事をより強調した営業スタイルに転換した。

 今期はさらなる増収を見込み、62億7000万を計画している。

工事500件減

 CONYJAPANは4%減の48 億9000万円だった。工事件数の減少が要因で、その前の期から約500件減った。

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