有力リフォーム専業店がひしめき合う激戦区大阪。長らく先行してきたCONYJAPANに対してナサホーム、アートリフォームの2社が猛追。ついにナサホームが逆転し、アートリフォームもCONYの背後に迫ってきた。3社の戦略を解説する。
3社のリフォーム売上高推移
40人入社して40人退職
年商が20%増収の58億1000万円と好調だったのがナサホームだ。同社の戦略は、増改築を手掛ける「ナサホーム」11店舗と水まわり専門店「みずらぼ」12店舗を展開するというもの。
前期は、これまで出店攻勢をかけてきた「みずらぼ」の展開を停止。既存店の売り上げ拡大に取り組んできた。
「前期は40人新規採用して40人退職するという前代未聞のつまずきがあった。そのため、特にみずらぼの既存店に人員を補充し、さらに業務をシンプルにしました」(江川貴志社長)
具体的には、営業マン3人で回していた店舗には1人を、4、5人の店舗には2人まで補充し、1人当たりの作業量を分散。さらに、「コンサルしない提案」を掲げ、住設の交換工事をより強調した営業スタイルに転換した。
今期はさらなる増収を見込み、62億7000万を計画している。
工事500件減
CONYJAPANは4%減の48 億9000万円だった。工事件数の減少が要因で、その前の期から約500件減った。
この記事の関連キーワード : CONY JAPAN アートリフォーム ナサホーム パナソニックエイジフリー フランチャイズ 人材 介護 住宅リフォーム売上ランキング・企業リポ 売上ランキング 売上高 子育て 年商 新卒 水まわり 需要 高齢者

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面