新たに発売された「SHOGUN」シリーズ
外壁塗装FCなどを手掛けるPLジャパン(東京都中央区)はこのほど、汎用性の高いシリコン塗料「SHOGUN」シリーズを発売した。
高耐候性と意匠性を両立した高機能な外装塗料で、屋根や外壁、付帯部など用途別に豊富なラインアップを取り揃える。600色以上に対応した多彩なカラー展開に加え、艶あり・艶消しマット仕上げの選択が可能。同社のECサイト「塗料市場」を中心に販売する。
最大の特徴は、フルマットの艶消し仕上げを実現した点だ。艶消し塗料にありがちな底艶の発生を抑えながら、自然の風合いにこだわった。松川幸弘社長は「以前から、完全な艶消しへのニーズは多くありました。フルマットを実感できる商品でパッケージやネーミングのインパクトもあり、多くの人に買っていただけると思う」と話す。
機能面では、同シリーズ全製品に耐候性を高めるラジカル制御技術を採用し、紫外線や風雨に強く建物の美観を保持することで長寿命化を図る。耐候性の要となる樹脂素材の含有率が通常よりも高く、60%としている。また、断熱塗料の下地に遮熱塗料を塗りコーティングすることで、断熱層の劣化を防ぐ。こうした仕様により耐用年数30年、塗料「無機ハイブリッドチタンガード」の屋根と外壁部分、上塗り塗膜箇所の15年保証を実現した。
価格は1缶1万3000円~(税別)。カラーや用途で異なるものの、同社は他社同等製品より価格を抑えられている理由として、FC展開による使用実績の蓄積や、ECサイトでの直接販売によるコスト削減を挙げる。初年度の売り上げ目標は5000万円~1億円。来春にはフルマット仕様の無機塗料も発売する予定だ。
「戸建てはもちろん、マンションのような塗装面積の広い建築物にも使っていただきやすいものです。汎用性の高いSHOGUNの販売を通して、一般ユーザーにPLジャパンという塗料メーカーと事業内容を認知いただければと思っています」(松川社長)
松川幸弘社長
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