【愛知県トップ】
ニッカホーム(愛知県名古屋市) ~専門ブランド育成に注力~
リフォーム専業店で2位、全体でも12位にランクインしたニッカホーム。リフォーム売上高は236億円だった。
同社は、愛知県を中心に、総合リフォーム店として事業規模を拡大。現在は16の都府県に69店舗を展開するまでに成長した。
近年は事業を細分化。いくつもの専門ブランドを立ち上げている。例えば、年間20億円を売り上げる、大問屋(東京都大田区)。ガス機器のリフォームに特化した専門店で、2010年に社内の新事業としてスタートし、2016年には分社化された。これは、「ガスのリフォームはガス会社」というイメージをユーザーが持っていると考えたから。また、工事内容が絞られているので、職人に営業マンを兼任させ現在、4大都市圏を中心に、27店舗を展開している。今期は単独で売上高30億円を計画。
これに加えて、塗装専門の「塗替えニッカ」、解体専門の「解体ニッカ」、大型改修専門の「ニッカプラスアップ」なども展開。さらに、4年ほど前にスタートした不動産事業では、買取再販事業を中心に年間14億円を売り上げており、今後も注力していくという。
【静岡県トップ】
TOKAI(静岡県静岡市) ~強みは283万件のグループ顧客~
TOKAIホールディングスは、グループ全体で1786億円、リフォームで81億円を売り上げた。
強みは283万件の膨大な顧客数。イベントや事業間の相互送客でユーザーを獲得。特に、ガスとリフォームの連携は綿密だ。
また、一定規模のリフォーム提案を行う際は女性プランナーが同行し、その場でパースを書き上げる。さらに、帰社後に詳細な提案資料を作成し・提出、高額リフォームの受注につなげている。
【新潟県トップ】
頸城建工(新潟県上越市) ~海外研修で提案力アップ~
工事内容は水まわりと同社製品の樹脂外壁材ジュシアスを用いた外装が多い。
社員の提案力が強み。技術を磨くために、イギリス、ドイツ、フランス、オランダなどでの視察研修を行う。また、3人のチーム制をとり、営業エリアを絞り込むなどして効率化を図るとともに、受注からアフターフォローまでの顧客の負担、不安の解消を進めている。
今後も社員の意識改革や教育に注力。家具やインテリアからのリフォーム受注の強化に取り組む。
【石川県トップ】
喜多ハウジング(石川県金沢市) ~VR活用ショールーム開設~
喜多ハウジングは石川県内に4拠点、福井県に1拠点を展開。リフォームで年間20億4000万円を売り上げた。
同社の強みは女性デザインチームによるプラン提案。さらに教育制度の充実。営業マンの現調やプレゼンの訓練を行う「喜多塾」をはじめ、様々な教育プログラムを用意。さらに、職人に対しては、勉強会に加え、表彰制度を設けている。
また、営業提案には、10年、20年先まで見据えたリフォームの計画表「ライフプラン表」を活用。ライフステージに合わせた提案と、将来客の確保を同時に実現している。
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