【業種別リフォーム売上ランキング2018】主要8業種を売上高順に発表

各業種で最も売り上げたリフォーム企業はどこか―――。本紙は、リフォームに携わる事業者を主要8業種に分け、それぞれの有力企業を売上高順にランキング化した。

総合リフォーム店部門のトップに輝いたのはニッカホームグループ（愛知県名古屋市）だった。リフォーム売上高は305億円。同社は水まわりリフォームを提供する「ニッカホーム」の業態を中心に合計4業態、107でリフォームを展開している。ビルダー・工務店部門の首位はポラスグループ（埼玉県越谷市）の70億円だった。年商1995億円を売り上げる同社は、リフォームの拡大に注力。小工事から大型リフォーム、賃貸改修まで、関連6社が連携して取り組んでいる。

小売部門トップのエディオン（大阪府大阪市）は439億5000万円。全国に多数の住設機器を展示し、リフォーム需要の喚起に努めている。専門工事店部門は外装工事で全国展開するオンテックス（大阪府大阪市）が首位。今回は91億6000万円だった。

賃貸リフォーム部門は89億6000万円を売り上げた朝日リビング（大阪府大阪市）がナンバーワンだった。同社は全国に21拠点展開しており、賃貸アパート、マンションの改修を中心に年間6500件工事をしている。エネルギー・ガス部門はTOKAIホールディングス（静岡県静岡市）が1位だった。リフォームで71億4000万円を売り上げる。

ハウスメーカー部門のトップは、全国800社の1位でもあった積水ハウスグループ（大阪府大阪市）だった。また、不動産・ゼネコン・デベロッパー部門は住友不動産グループ（東京都新宿区）が、1222億円を売り上げ首位だった。「新築そっくりさん」事業が成長している。