サンエース、地場ネットワーク武器にリフォーム事業強化へ

地域店舗と顧客を共有

　建築・不動産・葬祭事業を中心に年間56億円を売り上げるサンエース（大阪府枚方市）はリフォーム事業強化に乗り出す。用地開発等で培った地場のネットワークを武器に、地元の枚方市を中心に新規客の獲得を狙う。

　同社の売り上げの約半数を占めるのが用地開発・販売。残りを建築・賃貸管理・葬祭事業が担う。建築部門の売り上げは前期で約19億円。うちリフォームは4億4000万円、1084件だ。収益の伸びが見込める不動産管理、葬祭事業に次ぐ3本目の柱として、住設を中心にリフォーム事業を伸ばしたい考え。

谷岡倫常 社長

設立は昭和47年。当初は土地・造成工事で地盤を固め、平成13年には建築部門からリフォーム事業を独立。 しかし社内体制が整わず、早々にもとの建築部門に戻した。