リフォーム経営の鉄則 「イベント・チラシ」編
WEBでの集客がリフォーム業界でもメインになってきている昨今。アナログな販促活動も顧客目線に立った工夫をすれば、効果を大いに発揮する。チラシとイベントの成功事例を紹介していく。【まとめ/編集部 堀口泰生】
チラシ編「ターゲットを意識し、顧客が欲しい情報を分かりやすく」
- 【1】ターゲット別のチラシを複数用意しよう
- 【2】チラシの商品と店舗に置く商品を揃えよう
- 【3】コンスタントにチラシを配布しよう
- 【4】専門的な知識は、図やイラストで分かりやすく伝えよう
- 【集客アイディア】 ポストカードでブランディング
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イベント編「感染対策をして顧客とコミュニケーションが取れる場を作ろう」
ターゲットを意識し、顧客が欲しい情報を分かりやすく
チラシはいかに顧客が欲しい情報を分かりやすく伝えられるかが重要だ。また、ターゲットや地域によって配布頻度や内容も変えることが求められる。
【1】ターゲット別のチラシを複数用意しよう
- リノベと塗装でチラシのコンセプトを変える
- 左上が、リフォームチラシ。
雑誌のようなレイアウトで、デザインに注力。理由は価格競争を避けるため。 - 右下が塗装リフォームを考える人用のチラシ。
先程とは違い、価格の安さを打ち出したデザインにしている。 -
- 新聞折り込みチラシは基本的に月1回、多くて2回。
1回あたりの部数は21万部、反響率は約8000分の1。
- 新聞折り込みチラシは基本的に月1回、多くて2回。
- 平松建工ウインググループ(愛知県東海市)
【2】チラシの商品と店舗に置く商品を揃えよう
- チラシと実店舗の展示商品を揃えて、営業をスムーズに
-
- チラシを見て問い合わせをしてきたお客に対して来店を促すことができる
- 「見に来た商品が店にないとお客様は落胆してしまいます。顧客満足度を高めることが、成約への第一歩です」(アーキテックス リフォーム事業部 太田茂孝部長)
-
- 客単価は約60万円で、成約率は70%以上。
- 3ヵ月に一度約10万枚のチラシを配布し、反響率は5500分の1。
アーキテックスの店舗
- アーキテックス(愛知県岡崎市)
【3】コンスタントにチラシを配布しよう
- チラシを撒き続ける継続性を重視する
- 一番大事なのは、コンスタントにチラシを撒き続ける継続性です。撒き続けることで、反響数や知名度アップにつながります。全国に緊急事態宣言が出た4、5月も撒き続けました」(ハウスメイク牛久 川名誠一社長)
-
- ポイントチラシを月15万枚配布し、20件の反響を得ている。
- チラシ集客を始める3年前は売上高2億5000万円だったが、前期は4億5000万円まで伸ばした。
ハウスメイク牛久のチラシ
- ハウスメイク牛久(茨城県牛久市)
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