2009年に創業し、昨年は社員4人で4億3000万円を売り上げたi creation(岡山県笠岡市、屋号イマガワリフォーム)。同社が地域密着で成功している背景にはシステムの活用がある。DATAKIT(兵庫県神戸市)が提供する統合管理システム「SAKSAK(サクサク)」を導入し、反響分析や予備原価管理、リピーター獲得などに生かしている。
イマガワリフォーム(i creation株式会社) 今川貴晶 社長
「リピート受注を増やしたい地域密着のリフォーム会社にこそSAKSAKが必要です」
スムーズな移行、操作性、迅速な対応に感動
創業当時は別のシステムを使用していたが、「売り上げを伸ばすためにはあらゆる情報の分析が必要」だと感じた今川貴晶社長は、既存のシステムではそれが叶わないため、切り替えを決めた。そこからは、操作性やサポート対応などなかなか希望にマッチするシステムに出会うことができずに乗り換えを繰り返したが、知人からの勧めでSAKSAKに出会う。課題としていた経理周りの情報連動もできるということが導入の決め手となった。
「導入して、まず感激したのはスムーズなシステム移行です」と今川社長。同社の顧客数は4000以上で、1顧客あたり3~5件の工事を抱えていたため、システム移行に半年ほどかかるケースもあった。「移行時はデータの移し替えが一番ネックになると思いますが、SAKSAKへの移行はかなりスムーズでした」と語る。直感的に操作ができるため、社員もすぐに使いこなせるようになった。
そして、カスタマーサポートの存在に最も助けられたという。今川社長は次のように語る。
「24時間メール対応ということで、次の日にはすぐ連絡がもらえます。電話回線が多く、話し中でつながらないということもあまりないです。社員が増えた際のアクセス権限変更なども柔軟に対応していただいています。特定のグループやメンバーに閲覧させたい、あるいはさせたくないなどいろいろな事情があるので、迅速に対応いただき助かっていますね」
心強い「予備原価」という考え方
同社におけるSAKSAK活用の大きなポイントは3つ。(1)反響分析、(2)予備原価管理、(3)リピーター獲得だ。
必要に応じて欲しい情報を抽出できるSAKSAK。この機能を活用し、何から問い合わせが来ているのかを分析している。20種類ほどあるチラシの反響数をチェックして、どのチラシが効果的であったかを調べ、生かしている。
そして、予備原価の設定。これにより、ゆとりを持って原価を確保することができ、最終的に粗利が落ちずに予算を確保した状態で完工できているという。「予備原価の考え方がなければ、販促費もかけられません。例えば、野立て看板を作ったり、ホームページも作れないことになります。一方で予備原価を価格に盛り込むのはかなり大変なんですよね。そこで、最初からシステム上で確保しておくほうが絶対楽です。予備原価の存在は心強いです」と今川社長。
リピーター獲得にもSAKSAKは欠かせない。データを分析して、定期的に顧客にはがきを送付。営業マンが手書きで作り、SAKSAKで管理し、反響まで確認している。今川社長は「接触時間ではなく、接触回数を大事にしています。全顧客にDMを送るので、月1回は接触できます。そして、年間で半分はリピートになります。リピートのお客様の契約率は98%もあるんですね。ほぼ相見積もりなしで受注いただけるんですが、これはなぜかというと、接触回数の頻度を増やしているからです」と語る。
地域に密着したリフォーム会社こそ、SAKSAKの導入がおすすめだという。「フルリノベのような大きな案件を取ってきてもいいのですが、王道はリピートの工事を増やすことだと思うんです。リピートの受注を増やそうと思うと、やはりシステムを入れたほうが早いので、SAKSAKが必要です」(今川社長)
DATA KIT (兵庫県神戸市)
TEL:078-393-8585
「リフォーム統合管理システムSAKSAK」は、リフォーム業・建築業に必要な機能が詰まったクラウド型の統合管理システムです。
営業進捗管理・見積書作成・販売管理・入金管理・原価管理など全ての情報を一元で管理することができますので、企業の多様なお困りごとを一度に解決できます。また、刻々と変化する現場の状況にもリアルタイムで管理ができる独自のノウハウがありますので、粗利低下や赤字工事を未然に防ぐ事ができます。インストール不要で導入も簡単。徹底した原価管理による生産性の向上や業務の効率化はもちろん、充実のアフターサポートにより多くの企業様よりお喜びの声をいただいております。是非ご活用下さい。
この記事の関連キーワード : DATA KIT i creation PR SAKSAK イマガワリフォーム サクサク 生産性向上ノウハウ&ツール

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/21更新)
-
1657号(2025/07/21発行)6面
-
1657号(2025/07/21発行)9面
-
1656号(2025/07/14発行)5面
-
1656号(2025/07/14発行)2面