大規模なショールームは認知度向上や集客アップに貢献する。だが一方で、維持コストや人材育成の負担、撤退時のリスクもある。ショールームが本当に投資として価値あるものか、浪費になってしまうのか。リフォーム事業者の経営層に聞いた。
目次
ショールームは必要な場
(ユウワ 今井直人社長)
成約率アップにつながる
(安井建設 安井浩一社長)
認知度拡大に効果
(ニシキ建創 山﨑貴臣社長)
メーカーの店舗を活用
(ライフプラン 武井正浩社長)
出会いの場として重視
(フジケンハウジング 執行役員 匹田恵三氏)
ユウワ
ショールームは必要な場
今井直人社長
イベント来場、1日平均月400組
ショールームは投資として必要なものだと思っております。弊社も今のショールームをオープンして10年以上経ちますが、開設してよかったと考えております。
メリットは、やはり認知度のアップ。特に弊社の場合300坪と、県内、市内でも1番に近い大きさのショールームを構えているので、お客さまには覚えてもらいやすいです。
リフォーム売上高も安定していますし、イベントでは1日平均400組は来場します。
デメリットはランニングコストなどですが、撤退するときが一番厳しいです。私どもも1回、2店舗目を出した後に撤退しましたが、そこで何人かの社員が辞めてしまった経験があります。失敗した際の採算面は厳しいですね。
本社所在地 | :新潟県新潟市 |
---|---|
創業年 | :2001年 |
従業員数 | :約20人(パート含む) |
事業内容 | :総合リフォーム事業 |
会社全体売上高 | :約5億円 |
リフォーム売上高 | :約5億円 |

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