不動産業界に特化したDX支援サービスを提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)は6月10日、新宿区の本社オフィスで「SNSフォロワー220万人超!ながの社長講演『おいおい』バズりの裏側をお伝えします!」を開催。建設業を運営しながら、本業から離れたSNSで「ながの社長」としてブレークしたリンクロノヴァ(宮城県仙台市)の長野雅樹社長が登壇、SNS運用での経験談を披露した。現地とオンラインのハイブリッド方式で、不動産会社関係者など約100人が出席。SNS時代の成功事例を学んだ。
リンクロノヴァの長野雅樹社長
長野社長は、2020年3月の会社設立と同時にコロナ禍で本業がストップ、銀行から3000万円の融資を受けてYouTubeで動画制作を行ったが数か月で頓挫。その後、入社した若手社員をSNS担当にして企画制作を任せ、自らが素の姿で登場する「ながの社長」というブランディングで料理などのエンタメ動画の投稿を開始した。同動画が22年のゴールデンウィーク頃に「大バズり」。各メディアへの出演、企業・団体からのプロモーションやセミナー依頼が殺到しており、23年8月にYouTubeのフォロワー数100万人を達成した。その効果により、自身の建設会社の売り上げは3倍に増え、メディアを使わない求人募集も成功している。
長野社長は、SNS運用成功の秘訣を「皆の目に入るショート動画にターゲティングしたコンテンツを上げられるかが重要。経営者は投資金額とゴールイメージだけを持ち、コンテンツと運用は担当者に全権を与えて任せる我慢と覚悟が大切」と話した。
セミナーの様子
後半は、長野社長とリフォーム産業新聞社取締役の福田善紀、いえらぶクリエイターズの川口風馬社長の三者によるパネルディスカッションを実施。福田氏から「企業がSNS運用する上で大切にすべきことは何か」と問われ、長野社長は「自社で独自に発信できるものを見つけて内製化できるか。コンテンツは1週間で古くなるので、全権の担当者が良いと思ったら即アップするスピード感が重要」、川口社長は「たとえば『AI×〇〇』のように、流行りのコンテンツと自分たちが出せるものを掛け合わせるとオリジナリティーが出せる」などと語った。
いえらぶクリエイターズの川口風馬社長
リフォーム産業新聞社取締役の福田善紀
担当:小玉、秋吉、富井
電話番号 03-6911-3955
FAX 03-6911-3956 メール pr@ielove-group.jp
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。
不動産業界向けのバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、利用企業のDXを推進しています。
また、グループ各社で「家賃保証」「ライフライン取次」「駐車場運営管理」「SNS・動画」「賃貸管理業務BPO」「AI間取り」など幅広い業務支援も事業展開中。
今後も業界への利益相反の観点から、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。
9月17日、18日開催のリフォーム産業フェアに、いえらぶGROUPが初出展します。
ぜひブースにお立ち寄りください。

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