リノベる、フォーラムに600人参加

「中古市場4～5倍成長も」

　リノベる（東京都渋谷区）は10月6日、渋谷で「リノベる。フォーラム2017」を開催した。4回目の今回は取引先企業のほか般参加者も招待、600人が集まった。

　基調講演は、さくら事務所（同）の長嶋修会長が登壇し「宅建業法改正と中古流通マーケットのこれから」をテーマに講演。「インスペクションは建物の可能性やリスクを説明すること。それを全うすれば中古市場は4～5倍に伸びる可能性がある」とした。また「インスペクターと不動産業者の間で癒着を起こさないことが絶対だ」と話した。

　パネルディスカッションでは長嶋会長とリノベるの山下智弘社長、u.company（目黒区）の内山博文社長が「Road to 2025中古住宅流通・リフォーム市場に革命は起きるのか？」をテーマに討論。内山社長は「一から作らなくていいから手軽だと思われがちだが、むしろリノベーションの方が現場で判断しなくてはならないことが多くて大変」と話した。