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《リノベーション物語》インフィクス、水都・大阪を臨むリノベホテルTHEBOLYOSAKA

《リノベーション物語》インフィクス、水都・大阪を臨むリノベホテル THE BOLY OSAKA

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要約すると

・大阪の中之島に築約60年のビルをリノベしたホテルがオープン
・ドアにかけるプレートが大阪弁で書かれる等、大阪らしいサービスも特徴
・5タイプある各部屋に合わせ、壁や家具の設計が行われた


リノベーション物語ロゴTHE BOLY OSAKA

 3月29日、大阪・中之島のリバーサイドに築約60年の自社ビルをリノベーションしたホテル「THE BOLY OSAKA」がオープンした。手掛けたのは空間デザイン事務所のインフィクス(大阪府大阪市)だ。水都、大阪を堪能できる同ホテルについて詳細にリポートする。

インフィクス 「THE BOLY OSAKA」外観「THE BOLY OSAKA」外観。BOLYは土佐堀に由来する。
ロゴデザインはグラフィックシーンの気鋭「Allright Graphics」の高田唯氏が手掛がけた

水と光を生かした客室

 同ホテルは5タイプ、14室を用意する。

 例えば「Riverview Double」は、マットな木壁が居心地の良い空間を演出。テラスから水面や近代建築の中之島公会堂、さらに視線の先にはビル群を臨むことができ、水都・大阪を象徴する景色を楽しめる。また、ガラスグローブのペンダントライトやチューリップの形をした照明器具が印象的。カーテンを閉じると光の波紋が部屋中に広がり、幻想的な空間を堪能できる。

▲「Riverview Double」タイプの客室では、テラスから水都・大阪の景色を楽しめる 「Riverview Double」タイプの客室では、テラスから水都・大阪の景色を楽しめる

 「KITAHAMA Atelier」は、マットな木壁に南向きの窓から光が降り注ぎ、リラックスできる空間を創出。ブラインドから木漏れ日が差し込み、閉じれば間接照明の暖かな明かりが広がる。部屋のイメージは「都会のアトリエ空間」。 ライティングされた木壁や植物が、集中して仕事ができるスペースをつくり上げている。

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