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ヒラクビル
商店街の空きビルを複合施設に
岐阜・多治見のながせ商店街に3月24日、「宝石時計メガネのワタナベ」をリノベーションした複合施設「ヒラクビル」が誕生した。手掛けたのは、多治見市の中心市街地活性化を目的に活動する多治見まちづくり(岐阜県多治見市)だ。メガネの展示台を活用した机やタイルを張った本棚など、当時の物を活用した数々のアイデアが光る。
地域密着型を目指し、独自の選書にも力を入れている。
照明はシャンデリアを分解してリメイクした
タイルを張った本棚並ぶ
1階にはキーテナントとなる地元書店・東文堂の「ひらく本屋」が入居している。レールに吊り下げられたコロンとしたキューブ型の照明が、木の本棚を柔らかく照らし、落ち着いた空間を演出。この照明は、以前店にあったシャンデリアをひとつひとつ分解してリメイクしたものだ。
メガネのレンズで作ったシャンデリア。中にサングラスも混じっている
また、2階の一部も本屋として展開。 ワークショップで作ったタイルの本棚や、当時の什器を活用した本棚など個性派が並び、奥には座って本を読めるスペースも設けられている。 重厚感ある花柄のソファーと赤いカーペットの組み合わせがレトロな雰囲気を創り上げ、優雅で贅沢な時間を過ごすことができる。
この記事の関連キーワード : ヒラクビル リノベーション 中古住宅・リノベーション 多治見まちづくり 岐阜県多治見市

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