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段差解消し、フラットな床に
築90年を越える古民家が、お茶屋に生まれ変わった。これは地元で茶の焙煎や販売を行う西田園(埼玉県熊谷市)の店舗「焦がし屋武一」。昔ながらの壁や天井は残しつつ、床は平らにしてシャッターを減らし、解放感のあるお店に。空き家の有効活用が認められ、昨年度の埼玉県主催の「空き店舗ゼロリノベ―ションコンペ」で優秀賞を受賞した。
左:空き家のときは、シャッターが下がり、中の土壁も一部崩れている状態だった
右:両側の壁は新設。かつてはシャッターが下りていたが、それを取り払った
泥壁の上にコンパネ張り、白塗りに
まず、古民家にありがちないくつもの段差を減らすことから始めた。約50平米以上ある店舗には、玄関から小上がりにかけて1つ、さらに部屋に上がっても奥部屋に行く際にまた段差がある状態だった。

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