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暖かさの体感がポイント
個人や民間、行政を問わず全国各地で断熱DIYワークショップが広がっている。仕掛けるのはスタジオA建築設計事務所の内山章社長だ。どのような活動をしているのか聞いた。
スタジオA建築設計事務所 内山章社長
《プロフィール》
一級建築士。スタジオA建築設計事務所(東京都港区)代表、南房総リパブリック理事、エネルギーまちづくり社(東京都港区)役員などを務める。
築100年の古民家を断熱DIY
年冬、内山社長が理事を務める南房総リパブリック(千葉県南房総市)の主催のもと、千葉県南房総市で築約100年の古民家をDIYで断熱するワークショップが4日間にわたって開催された。ワークショップでは、まず畳を剥がし、下に気密シートを敷いて気密テープで留め、その上に断熱材を敷き込んだ。内山社長は「冬の古民家は畳の上に立っていると足の先がじんじんしますが、これだけで冷えがなくなります」と語る。
さらに、既存の障子戸にツインポリカを張り、檜の角材で押さえた上から再度障子紙を張った断熱障子を製作し、天井裏にはグラスウール100mmを施工。省エネや断熱についての座学や大工による道具の使い方のレクチャーも行った。
断熱DIYワークショップという手段を選んだ理由について、実際に断熱して暖かさを体感できることが重要と語る。
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