- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > 築52年の社宅をシェアオフィスに
入居者、自由に改装が可能
6月1日、東京・渋谷に築52年の東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)の社宅をリノベーションし、クリエイター専用オフィス「co-factory 渋谷」が誕生した。手がけるのは不動産の売買、空き家活用などを行うジェクトワン(東京都渋谷区)、東京電力パワーグリッド、東電不動産(東京都台東区)、クリエイター専門オフィス「co-lab」シリーズを展開し、企画・運営を担う春蒔プロジェクト(東京都渋谷区)だ。どのような物件なのか、ジェクトワンの河幹男社長と地域コミュニティ事業部の布川朋美チーフに聞いた。(Photo:Akira NAKAMURA)
Before:改修前は築52年の社宅だった/スケルトン状態
クリエイター専用オフィス「co-factory 渋谷」に生まれ変わった
ナチュラルな雰囲気にリノベ
物件は地上4階建てのRC造。以前は約50平米の部屋に和室が3部屋、ダイニングキッチンがあるような一昔前の間取りだったが、エアコン、空調、コンセント、インターホン以外は全てスケルトンに。インフラも全て引き直した状態で引き渡している。ポイントは入者が自由に改装できる点と布川チーフは語る。
「私どもは改修費を抑えられますし、入居者の方々も自分たちで空間をデザインできるというメリットがあります」
入居後は、各社がそれぞれリノベーションを行った。例えば、ある会社は天井を白く塗り、床も張り替え、ナチュラルな雰囲気のオフィスに生まれ変わらせている。木の壁に囲まれ、ソファを設置したスペースでは一休みすることが可能だ。
この記事の関連キーワード : ジェクトワン リノベーション 中古住宅・リノベーション 春蒔プロジェクト 東京電力パワーグリッド 東電不動産 社宅 空き家

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)36面
-
1653号(2025/06/16発行)13面
-
1653号(2025/06/16発行)5面
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)17面