美想空間、スケボー愛好者向けリノベ開始 スポーツ用品店と協業

モデルスペースも開設

　美想空間（大阪府大阪市）は、スポーツタカハシ（同）と共同で新たなリノベーションブランド「ヨコリノベ」を昨年末に立ち上げた。スポーツタカハシは1922年創業の老舗スポーツ用品店。

スポーツ施設内に「ヨコリノベ」のモデルスペースを設置

　ヨコリノベは、サーフィンやスケートボードといった「ヨコノリ系スポーツ」の愛好者「ヨコノリスト」をターゲットにしたブランド。ボードを置くためのフックを設けたり、メンテナンスを行うために玄関を広くしたりするなど、「ヨコノリスト」のための設計がさまざまな部分に加えられる点が特徴。

　ブランド立ち上げと同時に、スポーツタカハシが運営するスポーツ施設「SPOTAKAスケートボードパーク」内にヨコリノベのモデルスペースを開設。キッチンカウンターやダイニングテーブルが設置されており、休憩・観覧スペースとしても利用しながらヨコリノベのテイストを体感することができる。

　「まずは、賃貸でも使いやすい家具の販売やDIYワークショップを中心に展開してブランドの認知度を高めながら、リノベーションの受注につなげていきたい」と鯛島康雄社長。

　同社は戸建て住宅を中心に、年間約60件のフルリノベーションを受注しているリフォーム会社。リフォーム事業のほか、リノベーションにまつわるショップを集めた「KLASI COLLEGE」やカフェ3店舗を運営している。