OYO、リノベ事業を開始

築古賃貸の入居率を改善

　賃貸の仲介事業を手掛けるOYO TECHNOLOGY＆HOSPITALITY JAPAN（東京都千代田区）はリノベーション事業を開始した。同社は「OYO LIFE」というサービス名で賃貸仲介を手掛ける。スマホで物件探し、入居手続きができるという利便性を売りに、これまで1万人を超える利用者を獲得してきた。

横浜市のリノベーション物件。壁は黒板塗料

　今回始めたリノベーション事業は、同社が取り扱う賃貸物件の入居率改善が目的。築年数が30年を超える古い2室を改修。物件は神奈川県横浜市と、東京都世田谷区のもの。床、壁、水まわりをリニューアルし、デザイン性を高めた。家具、家電、インテリアも設置。予約を開始している。改装は6人のデザインチームが担当している。

　山本竜馬シニアバイスプレジデントは「事業を開始してから2年目になりました。1年目はとにかく貸し出す物件を集めることに注力してきましたが、これからは物件の付加価値を高めていきたい」と話す。