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「フルリノベは、粗利確保が難しい」─。近年、リフォーム事業者から受注はできても利益にならないという声が少なくない。リノベーションで利益を残すには、何に気を付けるべきなのか。今回、ホームテック(東京都多摩市)に秘訣を聞いた。
【リポート/編集部 高田遥介】
事前調査、疑問潰し利益確保
「仕様は2週間前に決定」
お見積り確認シートは、同社の現場で起きたトラブルを元にまとめられたもの。ここ で確認、意志疎通ミスを減らす
熱意のある施主のみ対応
同社では500万円以上のリフォームの際に、見込んでいた額より粗利益が下がることが多いという。それは、柱や土台の腐食を現調時に発見できなかった場合、追加請求できずに利益を削るケースがあるからだ。
「おそらく大工工事の差異ではないでしょうか。工事前の現場調査で調べても見落としていた、見つけられなかった傷み、例えば柱のヒビなどが出てきますと、追加工事になり費用をいただきます。追加がいただけない場合は、事前の調査で追加発生が判断出来るもの、イメージの共有不足による仕上がりイメージの相違などです」(東竜也チーフマネージャー)
では、リノベーションで利益を残し施主の満足度も上げる方法とは。それは工事前の徹底したヒアリング、現場調査と、仕様を事前に固めることだと、東竜也チーフマネージャーは語る。

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