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リノクラフト、デザインで差別化し大型受注増キッチンや洗面台、収納を造作

リノクラフト、デザインで差別化し大型受注増 キッチンや洗面台、収納を造作

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独自戦略

リノベーションを手掛けるリノクラフト(愛知県豊橋市)は、独自性の高いデザインで他社との差別化を図っている。キッチンや洗面台、収納はオーダーメイドし、ドアも既製品ではなく職人が一つひとつ手作りする。

戸建てリノベ2000万円超え

ヒアリングに工夫

リノクラフト 施工事例。キッチンや洗面台、収納などをオーダーメイドし、ドアも既製品ではなく建具職人が造作施工事例。キッチンや洗面台、収納などをオーダーメイドし、ドアも既製品ではなく建具職人が造作

同社は豊橋市を中心とした東三河エリアを商圏とし、年間8〜10件のリノベーションを手掛けている。年商は約1億円。社員数は4名。戸建てとマンションの割合は半々で、戸建てのリノベ単価は2000万円台前半、マンションは1200万円ほどだ。主な顧客は30〜40代の住宅一次取得層で、近年は60代の自宅リフォームも増えている。

同社はデザインにこだわり、キッチンや洗面台、収納などをオーダーメイドし、ドアも既製品ではなく建具職人が造作する。顧客のニーズに合わせてゼロからデザインし、フルオーダーで細部までこだわる。「一点ものに惹かれてリノベーションを選択する人もいます。内装の細部にまでこだわり、自分だけの空間を作りたいというニーズに応えています」と今泉幸崇社長は語る。

ファーストプランは無料で作成し、その後は有料で対応する。リノベは打ち合わせ回数が多く、失注するとかけた人件費が無駄になるリスクがある。かつ、メイン設計担当が社長であるため、数多くの案件を同時に対応することが難しい。「ファーストプランで勝負する分、手は抜きません。お客様の要望を細かく取り入れ、あなたがここに住んだら幸せだよね、楽しいよねって感じてもらえるようなパースを作り、提案をします」と今泉社長は強調する。

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