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【買取再販年間販売戸数ランキング2016】3034戸のカチタスが全国1位

【買取再販年間販売戸数ランキング2016】3034戸のカチタスが全国1位

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1222_01a.jpg 買取再販業界の王者は、カチタス―――。本紙編集部は、中古住宅を買い取って、改修したのちに販売する「買取再販」ビジネスについて独自調査を行い、年間販売戸数順に約100社をランキング化した。国が既存住宅流通活性化を打ち出して以来、マーケット参入が相次いでいる買取再販業界。話題の業界ではあるものの全体像は未だ明らかでない。

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全国1位の年間販売戸数だったのがカチタス(群馬県桐生市)。年間で3034戸もの再生住宅を販売している。強みは全国100拠点以上で、地方の中古戸建て住宅を積極的に買い取って、土地・建物込みで平均1300万円という割安な価格で販売している点だ。新井健資社長は「水まわり機器の交換や駐車場の拡張など清潔さや実用性を重視したリフォームをしています」と話す。買い主にとって満足度が高いと感じられる部分に集中してリフォームコストをかけることで、割安な価格を実現している。

1位 カチタス

 2位は1518戸のフジ住宅( 大阪府岸和田市)。同社は大阪地盤のビルダー。新築、土地活用事業のもう一つの柱がこの買取再販。強みは仕入れ。大阪府大阪市、堺市、兵庫県西宮市に「ホームバンク」という中古住宅を買い取る専門店を持つ。仲介よりも手早く現金化できる「買い取り」が地元の不動産会社に好評で、物件情報を数多く集められる。「私どもはビルダーなので、何かトラブルがあった場合にすぐメンテできる。この安心感も人気の理由」(IR室・辻原陽介主事)

2位 フジ住宅

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