「さくらペイント」の屋号で外壁塗装を手がけるSAKURA(大阪府高槻市)が、本拠地の隣町に240坪のショールームをオープンした。同社によれば塗装専門のショールームとしては関西最大規模を誇る。商圏の拡大が狙いだ。
ショールーム内に木造住宅を建築
2日で400人来場
- 来場者の動線にストーリー性をもたせた
ショールーム内の木造住宅
外壁塗装をメインに11億8000万円を売り上げるSAKURAが、240坪のショールーム「枚方・くずはプラザ」を枚方市に構えた。本拠地である高槻、茨木を商圏にしていたが、隣町である枚方からも引き合いが増えていたこと。そこで本田卓也社長は商圏の拡大を決意した。「枚方には40万人が暮らしている。35万人の高槻より大きな市場で、地域一番店を目指します。市場規模の割に有力な塗装会社がなく、隣接する町の同業他社がかねてより進出をうかがっている状況でした」。そこで本田社長は先手を打つことにした。
もともとはLIXILのショールームだったが、同社が移転して空き物件となっていた。大通りに面しており、徒歩圏内に「くずはモール」という大型商業施設がある好立地だ。改装にかかった費用は1600万円ほど。家賃も含めると、決して安くはない投資と本田社長は捉えるが、すでに手応えも得ている。
店舗外観。旧LIXILのショールームを改装

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