カルテット、ホームページ集客を強化し申込2倍に《リフォーム産業フェア 経営セミナーリポート》
「明日自分がいなくなっても、誰でも分かるシンプルな会社の仕組みを作り上げた」。塗装専門業のカルテット(東京都小平市)の宇野清隆社長は、効率的に利益を生み出し続ける経営方法を徹底分析し、シンプルな仕組みを確立した。
【講師】 カルテット 宇野清隆 社長
【タイトル】 下請け塗装リフォーム店がわずか4年で元請け受注年間250棟超え!
劇的に売上を伸ばす集客・提案・施工の秘密
地域性に見合った集客法
「当社は塗装専門店。腕の良い職人も多く抱えているので、お客様やメーカーからの評判もいいです」(宇野社長)
そう語る宇野社長だが、始めから順風満帆だったわけではなく、一千万円規模の未払いにあうなど、下請けならではの苦労を重ねてきた。そこで下請けから元請け業にシフト。効率的で確実に受注に結びつくポイントを「集客」「提案」「施工」に絞った。
例えば自社のホームページ。東京という地域特性を分析した結果、インターネット集客がベストと判断した。また、ホームページは業者選定の際にもっとも閲覧されやすいため、会社概要と施工実績、顔写真入りスタッフページを充実。働く人の特徴が分かれば、顧客の安心や信頼につながると考えた。現在はホームページに広告を出すPPCに力を入れているが、申込件数が2倍に増加した。費用対効果は十分で営業担当も必要ない。
提案資料は郵送で
ヒアリングシートを元に行う現地訪問調査の結果は、必ず郵送。見積書のほかに、お勧めプランやリフォームローン、自治体の助成金や保険工事の案内までセットで郵送。それに会社案内も付け、理解を深めていただく。

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