美想空間、「カフェ」運営で集客力アップ《リフォーム産業フェア 経営セミナーリポート》
「カフェ×建築=プラスカフェ事業、という仕組みを作りました」。住宅・店舗のリノベーションとカフェ運営を行う美想空間(大阪府大阪市)の鯛島康雄社長は、カフェショールームという新しい形の集客システムを成功させた。カフェ事業をリノベの集客につなげるノウハウとは。
【講師】 美想空間 鯛島康雄 社長
【タイトル】 自社運営の「カフェ」に月間4000名集客!
すごすぎる見込み客開拓の仕掛けと高額リフォームにつながる「カフェライク」デザインを公開
「カフェのような家」をデザインしたい
大学卒業後、ハウスクリーニングの会社を立ち上げた鯛島社長。もともとデザインすることが好きだったことに加え、顧客から畳やクロスの張り替えなどを頼まれるようになり、リフォーム業へ転身した。
しかし、競合相手はホームセンターなどの大手が主流。値段やシステムでは太刀打ちできないと実感していた。
「おしゃれなもの、格好良いものが好き。だからリフォームよりリノベーションにシフトしようと思ったんです」(鯛島社長)
1年目は調子が良かったという鯛島社長だが、リノベに参入する業者が増えるにつれて受注が取りづらくなり、空見積もりや空パースの連続でスタッフも疲弊していった。
「弊社ならではの強みが必要。なら、カフェのようなおしゃれな家を作りたい。だったら本物のカフェを作ってしまおう」(鯛島社長)
気軽さとイメージのしやすさが成功のカギ
大阪市内にオープンした「Fun Space Cafe」は、5年間で4店舗に。
「順調に拡大できたポイントは、集客と建築をカフェにうまくフィックスさせたことです」(鯛島社長)

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