2017年10月10日、11日
「アレルギーEXPO 2017」、シックハウス症候群を防ぐ商品紹介
京王プラザホテル
1289号 (2017/11/21発行) 10面
日本環境保健機構(東京都中央区)および環境アレルギーアドバイザー支援ネットワーク(同)は、10月10日と11日の2日間にわたり、「第3回みんなのアレルギーEXPO 2017」を京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催した。
セルローズファイバーとグラスウールの比較
「第3回みんなのアレルギーEXPO 2017」は、アレルギーやシックハウスなどに悩む一般消費者、およびビジネス向けの展示会。「衣」「食」「住」の3ゾーンにおいて出展企業・団体が商品や取り組みを提案し、交流を図った。
3層網戸で空気を清浄化
サンエス(神奈川県横浜市)は、花粉を98.2%捕集する空気清浄網戸「ナノキャッチ」を提案。この網戸は3層構造になっている。
1層目はアウターネットといい、糸の隙間は0.6mm以下。微小昆虫が侵入できないだけでなく、撥水能力も高く大粒の雨をブロックできる。
2層目は高密度な特殊フィルターで、花粉やカビ胞子をシャットアウトできる。このフィルターは簡単に交換ができ、水洗いして再利用も可能。3層目はフィルターを保護するインナーネットとなっている。
この3層で屋外の花粉やホコリをキャッチして、清浄化された空気を室内に取り込むことができる。
鹿児島大学との共同研究製品である「ハイキャッチ」という商品もあり、火山灰を99.3%捕集する。
断熱材や塗料も展示
東京ハウスデザイン(神奈川県川崎市)は、結露を防ぐことのできる断熱材「セルローズファイバー」を紹介。この断熱材は新聞古紙を再利用した自然素材。

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