グローバルエージェンツ、「交流型賃貸」を2000室プロデュース《リフォーム産業フェア 経営セミナーリポート》
共用ラウンジ充実、人気物件に再生
ソーシャルアパートメントやゲスト交流型ホテルなどの開発、運営を行うグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)。マンションやホテルなどの空き物件をリノベーションし、「ソーシャルアパートメント」に生まれ変わらせることで2000室を再生させてきた。山崎剛社長が考える、交流型賃貸のビジネスモデルとは。
【講師】 グローバルエージェンツ 山崎剛 社長
【タイトル】 空き物件のコンバージョンで2000室を再生。急成長企業の一棟リノベビジネスの全貌
ソーシャルアパートメントという概念
「私たちはソーシャルアパートという物件を通して、不動産業というよりライフススタイルの提案を行っているのだと考えています」(山崎社長)
ソーシャルアパートメントとは、ワンルームマンションとシェアハウスの良いところ取りをしたもの。ワンルームマンションは、プライバシーやセキュリティが保たれている半面、他の住人とのコミュニケーションが希薄になりがち。一方のシェアハウスは、プライバシーが保たれにくいという課題がある。
ソーシャルアパートメントは、個々のプライバシーを担保しつつコミュニケーションの場を提供するというものであると山崎社長。
「基本的には一人暮らしですが、共用ラウンジに行けば他の住民とコミュニケーションが取れる。ワンルームマンションにも既存のシェアハウスにもない、新しい考え方です」(山崎社長)
シェアハウスはひとつの物件の賃料を数人で割るという「コスト訴求型」。一方、ソーシャルアパートは通常のワンルームマンションにラウンジという価値を付けたものだ。
「シェアハウスは割り算の考え方ですが、ソーシャルアパートメントは足し算なんです。共用部が充実している分、賃料も高くなりますが、コストより付加価値で訴求しているのです」
「ラウンジのある生活」を提案
ソーシャルアパートメントの特徴であるラウンジ。住民はリラックス感と同時に、人との交流や非日常をラウンジに求めているので、商業設計の考え方で作っている。
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