イン・ハウス建築計画、建築士目線の想像力で満足リフォーム《リフォーム産業フェア 経営セミナーリポート》
施主・建物・市場に対する3つの想像力
一般住宅をリフォームする様子を記録したテレビ番組『大改造!!劇的 ビフォーアフター』に2004年から2011年まで計8度の出演や、リフォームに関する様々なコンクールで受賞歴のあるイン・ハウス建築計画(東京都豊島区)の中西ヒロツグ社長が、建築士に欠かせない想像力について詳しく解説した。
【講師】 イン・ハウス建築計画 中西ヒロツグ 社長
【タイトル】 必要なのは「想像力」 ビフォーアフターに8度出演の建築士が語る住まいづくりのルール
テレビ番組の出演で手掛けたリフォーム
設計事務所に10年以上勤務し独立。それまでほとんどビルの設計しか経験のなかった中西社長が手掛けた個人宅のリフォームがコンクールで受賞。それをきっかけに舞い込んだテレビ番組の依頼が『大改造!!劇的ビフォーアフター』だった。
建築基準法や借地などの理由で、住空間の改善にはリフォームしかないというケースが決定すれば、匠として施主に悩み事や要望・希望、日頃の住まい方や趣味などを徹底的にヒアリングを行う。仕上がった後に施主が感動するという番組構成上、工事に入ると原則、施主とデザインや素材などの打ち合わせができないからだ。
「施主の好みや癖、思考を読み取ります。期待されていることを想像してデザインをするのでプレッシャーはありますが、仕上がりを見た施主様からは、よく汲み取っていただいたと感動の声を頂いていました。プロの立場から施主の期待を超える提案を行うよう心掛けていたので、番組から幾度も声をかけていただいたのかなと思います」
想像力を働かせたリフォームとは
「単に図面を引くだけでなく、暮らし方を分析し住む方に深くかかわり提案することが、今の建築士に求められています」
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