メディカル・デザイン、医療現場が求めるリノベのツボ《リフォーム産業フェア2018経営者セミナーリポート》
・医療現場が求めるリノベについて、メディカル・デザインの水口真理子社長が語った
・病院空間に、自然を感じられる「バイオフィリックデザイン」を取り入れている
・工事前に病院関係者全員から話を聞き、本当に必要なリノベを行う
問題点の特定で集患に結びつける
室内環境において良い影響力のあるものを最適な形で取り入れ、予防医学にも貢献できるとする「インテリア医学」の考え方を元にリノベーションを行う、メディカル・デザイン(東京都中央区)。患者がリラックスできて看護師が快適に働ける医療施設について、水口真理子社長が語った。
【講師】 メディカル・デザイン 代表取締役/メディカル・デザイナー 水口真理子 氏
【タイトル】 リフォームでクリニックが変わる!患者が集まる医療施設の改修事例120件から厳選したポイントを大公開!
自然環境を取り込むバイオフィリアデザイン
「医者の技術や知識と、患者のコミュニケーション能力。そこに院内の環境を整備して他との差別化ができれば、先生方の悩みの一つである集患が可能になると考えています」と水口社長は語る。
快適なクリニックは、周辺住民や患者の方々が気持ち良く来院でき、地域の予防医学にも貢献できる。
水口社長は、英国の社会生物学者ウィルソンが提唱した「バイオフィリア」という考え方に共感し、不可欠なのは病院の環境対策と考えた。「万人は自然環境に親しみたいというニーズ(欲求)がある」とし、ストレスのかかる病院空間に自然を感じられる、バイオフィリックデザインを取り入れている。大手工務店などはこのコンセプトに基づき、自然光の取り込み方や患者の気持ちを癒やすインテリア設計に注力している。
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