2018年7月17日(火)~18日(水)
まちづくり長野、年間売上4億8500万円の商業施設に変えた手法《リフォーム産業フェア2018経営者セミナーリポート》
東京ビッグサイト
1333号 (2018/10/15発行) 17面
・古く寂れた町に活気を取り戻す中心となった企業「まちづくり長野」の取り組みを紹介
・既存の商家をリノベした施設「ぱてぃお大門」は、年間売上4億8500万円と好調
・「ぱてぃお大門」を中心として町の秩序を再構成したことが活性化につながった
空き家再生で130万人来場
かつて立派な商家が軒を連ね、門前町として栄えた長野市の善光寺周辺。すっかり古く寂れたその町に活気を取り戻す中心となった企業が「まちづくり長野」(長野県長野市)だ。常務取締役兼タウンマネージャーの越原照夫氏が、その取り組みについて語った。
【講師】 まちづくり長野 常務取締役/タウンマネージャー 越原照夫 氏
【タイトル】 利益が出なきゃ空き家活用じゃない!寂れた商家街を年商4億8500万円の人気スポットに変えた手法を紹介
老朽化した門前町を住民主体で立て直す
「地方の場合、会えば挨拶を交わすゆるやかなコミュニティ作りと、古いものと新しいものが渾然一体になった町づくりが大切だと思っています」と語る越原常務。
年間600万人の参拝客が訪れる善光寺の門前町には、現在、既存の商家をリノベーションし、古き良き町並みを再現した商業施設「ぱてぃお大門蔵楽庭(だいもんくらにわ)」がある。
そこでは、20テナントが入居し、大勢の人が集う中庭では定期的にイベントも開催される。周辺には古い商家を改装した店舗が点在するほか、食品スーパーのTOMATO食品館や駐車場があり、地元住民も気軽に訪れるエリアが広がる。

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