2018年10月11日(木)~12日(金)
牧野電設、建設業界で女性の力を生かすには《リフォーム産業フェア2018in大阪 経営者セミナー》
インテックス大阪
1347号 (2019/02/04発行) 16面
意思の尊重で積極性を促す
いまだ男性社会のイメージが強い建設業界だが、電気工事業務を行う牧野電設(東京都練馬区)は、社員の約半数が女性。社内で行っている女性雇用の取り組みについて、同社の牧野長社長が、インテックス大阪で行われたリフォーム産業フェア2018in大阪でノウハウを大公開した。
【講師】 牧野電設 牧野 長 社長
【タイトル】 女性が活躍する職場づくり教えます! 急成長を続ける電気工事会社がノウハウを大公開!
人手不足が加速化する業界の新たな担い手に
同社に在籍する女性社員は19人。施工管理、資材管理、品質検査など、これまで男性が担ってきた分野の仕事に、女性社員が生き生きと取り組んでいる。男性に比べて金銭感覚がシビアで、細かい作業に根気強く取り組めるなど、女性ならではの特性が各現場で生かされているという。
同社がこうした取り組みを始めた背景には、建設業界全体が抱える若手不足という問題がある。業界の平均年齢は47.4歳。55歳以上が34.3%を占めるため、ある時期を境に深刻な人手不足に陥ることが予測されている。現在の求人倍率は9.41倍。簡単に働き手が集まらない状態だ。

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