有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

リフォーム産業フェア+工務店フェア20...

2012年6月19日~20日

リフォーム産業フェア+工務店フェア2012―レポート(1)―

東京ビッグサイト 西2ホール
このエントリーをはてなブックマークに追加

リフォーム業界最大のイベント、リフォーム産業フェア+工務店フェアが2012年6月19、20日に東京ビッグサイトで開催された。
当イベントは本紙主催。日本列島に台風が直撃するアクシデントの中、来場者数は大幅に前年を超え、住宅ストック市場に対する関心の高さが浮き彫りになった。

167社270ブースでの最新商材展示に来場者は興味津々!

会場内は2日間で登録来場者が4668人、東京ビッグサイトのカウンター数は1日目6573人、2日目6883人、2日間合計では1万3456人と多くの人で賑わった。出展メーカーは、167社、トレンドの商材を展示するブースは270小間を超え、各メーカーが独自の技術による商材で競い合った。会場は省エネ建材ゾーン、防災・防犯ゾーン、デザイン建材ゾーン、集客サポートゾーン、営業支援ゾーン、業務管理ゾーン、バリアフリー・健康・水まわりゾーン、高耐久建材ゾーンの8つに大きく区分され、トレンド商材の実演を交えた展示が、来場者の関心を集めた。

全国から住宅業界人が集まり賑わう場内
全国から住宅業界人が集まり賑わう場内

中でも今回最も人気があったのが省エネゾーン。ここでは太陽光発電パネルに大きな注目が集まり、屋根一体型のカナメ、瓦メーカー新東と共同開発による簡易施工を提案しているソプレイソーラーなど、施工のリスクの少ない注目の新商品が並んだ。

カナメなど太陽光ブースは人気
カナメなど太陽光ブースは人気

東日本大震災の影響で注目されていたのが、防災・防犯ゾーンだ。地震への備えとして消費者に提案したい商材が展示されていた。ビスダックジャパンの耐震工法では、合板をサンドイッチ状に組み合わせた「タフボード」。これに対してアイ・エム・エーや江戸川木材工業は地震の揺れの力を受け流すシステムの制震工法と、様々な工法が展示されていた。

城東テクノブースは1日で施工可能な貯湯タンクの架台が人気を呼んだ
城東テクノブースは1日で施工可能な貯湯タンクの架台が人気を呼んだ
アイ・エム・エーは制震ダンパーを展示
アイ・エム・エーは制震ダンパーを展示

一方、デザイン建材ゾーンでは一風変わった商材が目を引いた。グリーエレファントでは塗るだけで黒板になるEcos Paint、マグペイント・ジャパンは塗るだけで磁石になるマグネットペイントなどを出展。三和も塗るだけで高い抗菌力のでるフロアコーティングを提案するなど、アイデアと施工性の良さを売りにしていた。

1030 10_6
グリーンエレファントの黒板塗料

その他にも、プレイリーホームがコンクリートスラブに直接貼りつけ可能な防音無垢床材を展示し、Bioコミュニケーションは犬の形をしたバイオの力による生ごみ処理機「サム」でキッチン周りに悩める主婦の心をつかもうというユニークな提案もあった。

レポート(2)へつづく...

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる