リフォーム産業フェア2014 47%増の17,722人が来場《イベントリポート1》
リフォーム業界最大級の展示会「リフォーム産業フェア2014」が6月17日・18日の2日間、東京ビッグサイトにて開催された(主催・リフォーム産業新聞社)。総来場者数は前回に比べ47%増の1万7722人(東京ビッグサイト調べ)となった。また、受付登録者数は60%増の6943人。リフォームビジネスへの関心の高まりを受け、大幅に来場数が伸びた。リフォーム会社、工務店、メーカー、流通、さらに不動産業など、あらゆる住宅関連事業者が多数来場した。



入場受付には全国からフェアに駆けつけた人たちで行列が。会場内も熱気に包まれた
「中古住宅」「ウェブ」、プロ向けセミナーは全128講座を開講
17回目となる今回のフェア。会場内には200社、250ブースが出展し、最新のリフォーム設備・建材、業務支援サービスが並んだ。
そしてフェアのもう一つの注目コンテンツ、「プロ向けセミナー」は過去最高の全128講座を開講。従来のリフォームビジネスセミナーに加え、「中古住宅×リノベーション」をテーマにした講座を大幅に増やした。さらに、すぐに仕事で使えるノウハウを提供する「現場担当者向けセミナー」も設けた。
今話題の経営者が新リフォーム経営術を熱弁
2日間で全128講座が行われたプロ向けセミナー。有料セミナーの中で最も話題を集めたのがアマゾンジャパン、冨田範彦氏の講演だった。アマゾンがどのような形でリフォームとかかわっているのかについて多くのリフォーム会社経営者が興味を示していた。また、「ネット×リフォーム」というテーマでは月間300件の受注をウェブだけで獲得するリノコのセミナーも話題だった。
チケット完売、100人近い出席のセミナーも多数あり、最新ノウハウに関心を持つ経営者が多かった。
さらに、来場者が多かったのが「中古住宅×リノベーション」セミナー。リノベーション住宅推進協議会の内山博文会長はマーケット動向についてレクチャー。また、急成長を遂げるリノベるの山下智弘社長のビジネスモデル解説にも110名が耳を傾けた。女性に人気のリノベーションデザイナー、夏水組の坂田氏はプランに使うアイテムを解説。また、無料セミナーで最大140名が聴講した夢ハウスの2000万円を超えるリノベ術には高い関心が集まった。
「地域密着経営」をテーマにしたセミナーも人気だった。1店舗で20億円売り上げるサンプロの経営術を聞くために112名が集まった。さらに塗装だけで5億円売り上げる志賀塗装の講演には、塗装店など専門工事会社担当者らが多く来場した。
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