リフォーム産業フェア2014市場が倍増...

省エネ・健康・断熱　新商品をいち早くPR

　省エネ・断熱をテーマにした商品の展示も目立った。旭化成建材ブースでは今月発売した「ネオマ断熱ボード」の実物模型を展示した。壁や床をはがさずに上から施工でできる点が特徴。「大規模な工事が必要なく、お客さんへの負担も少ない『住みながら施工』をPRしています」(岸圭介技術グループマネージャー)

既存の壁に上から貼れる断熱ボードが話題に（旭化成建材）

　J建築システムでは8月に発売する断熱性能を実測できるシステム「JJJ断熱診断」の体験会を実施した。サーモカメラで壁面を撮影すると建物の断熱性能が数値で分かるというもの。「5年がかりで研究してきました。このように現地で実測できるシステムはこれまでなく画期的なもの」(二川智吏技術部次長)

断熱性能を診断するサーモカメラ（J建築システム）

基礎まわりの耐久性アップ商材を提案した（城東テクノ）

営業提案

手書きパースの実演には多数の聴講者が（イオグランツ）

デジタル機器で営業・設計を効率化するサービスも（シーピーユー）

屋根・外壁

耐久性の高い建材にも注目が集まる（メトロタイルジャパン）

新たなリフォーム商材を探す来場者たち（新東）

サイト「Reform books」のリアル書店が登場

　今回は従来のリフォーム会社だけでなく、これからリフォーム・リノベーション、さらには中古住宅流通にチャレンジしたいという来場者が多かった。2020年には市場が倍増すると期待されるこのマーケット。注目する事業者は急増している。

　次回第18回のフェアは2015年同じ時期、東京ビッグサイトにて開催予定だ。

リフォーム産業フェア2014　イベントリポート①へ―――

リフォーム産業フェア2014　イベントリポート②へ―――