有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

東武住販、山口県地盤に買取再販で53億円

東武住販、山口県地盤に買取再販で53億円

東武住販
荻野利浩社長
1238号 (2016/10/25発行) 13面
このエントリーをはてなブックマークに追加

東武住販 荻野利浩社長東武住販 荻野利浩社長

 福岡、山口県を中心に戸建ての買取再販事業を手掛けるのが東武住販(山口県下関市)だ。右肩上がりで業績を伸ばしており、2014年にジャスダックと福岡証券取引所に上場、16年5月期の売上高は前年比17.9%増の53.8億円と伸びている。荻野利浩社長に戦略を聞いた。

年収300万円世帯がターゲット

――買取再販事業が右肩上がりで伸びていますね。

 前々期は275戸の販売でしたが、前期は327戸まで伸びました。

――どういった顧客をターゲットにしているのでしょうか。
 
 20~30代の一次取得層で年収300万円程度の方が主なターゲットになります。ですからこれらの人が買える平均1500万円前後で販売を行っています。新築だと土地込みで3500万~4000万円してしまうので、諦めてしまっている。でも年収が200万~400万円の層は日本の35%を占めており、ボリュームゾーンなんです。家賃で月に5万円程度払っているなら、当社の物件は手が届くのです。

――とすると、これらの層が手が届く販売価格を基準に逆算して物件を買い取っているわけですね。ただ、都市部の物件だと価格が合わないのでは。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

この記事の関連キーワード : リフォーム 中古 上場 中古 中古住宅 再販 売上高 山口県下関市 東武住販 顧客

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる