ハウス・イン・ハウス 藤目新弥 取締役
非破壊・短工期、価格明示の戸建断熱リフォーム事業を展開する「ハウス・イン・ハウス」(香川県高松市)。2014年からは、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)と連携し、「ハウス・イン・ハウス」ブランドの全国ネットワークも展開している。100社の加盟を目指すと言う藤目新弥取締役に話を聞いた。
オリジナルパネル開発
――ハウス・イン・ハウスは通常の断熱リフォームと、どこが違うのでしょうか。
オリジナルの断熱パネルを、既存の床、壁、天井の上から貼るだけなので、解体の必要がないことが大きな違いです。また、パネルは現場カットが可能で、どこからでも切れるという特徴があります。そのため、事前の精密な検査や工場への発注も不要。これが、1~2週間という短工期につながっています。
――非破壊、短工期が低コスト実現のカギなのですね。
家全体ではなく、居住空間に絞って断熱リフォームをしているのも、特長の一つ。メーンターゲットである団塊の世代の方たちは、例えば2階はほとんど使わないなど、普段の生活の中で使うエリアが限られています。さらに当社が行ったヒアリングでは、この世代の方たちがリフォーム費用として考えている金額は平均500万円前後だと分かった。そこで、「エリア断熱+水まわり4点工事=498万円」という基本パッケージを作りました。
――そもそも、断熱リフォームに着目した理由はどこにあったのでしょうか。
関連会社である工務店「アビエントホーム」のお客様から、断熱リフォームの要望があったからです。とはいえ、解体が前提の一般的な工法では費用対効果が合わない。そこで、断熱工事をパネル化してエリアを絞れば、コストを抑えられるのではと考えました。そこからおよそ1年間かけて、オリジナルの断熱パネルを完成、商品化したのが5年前です。
快適性を伝えるべき
――断熱リフォームのニーズの高さを感じたからなのですね。
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