リフォーム経営者座談会《後編》アルファ...

リフォーム経営者座談会《後編》

　リフォーム店座談会の後編では、工事単価を上げる工夫を語ってもらった。

――山口建設では1件当たりの工事単価が240万円と高いですが、その理由は何でしょう。

山口　単品交換は価格で負けるので、大きな工事が多いというのはあります。今、ホームページで20〜30件程、大規模事例を掲載しているのですが、それを見て「あんなリフォームをしたい」というイメージを持った方が来られます。だから価格でどうこう、ということも少なく話が進む、よいサイクルが出来つつあるかなって思います。

――サイトを見ますと、「200万円未満」とか、「500万円以上～1000万円未満」といったタグが施工事例の記事についていますよね。

山口　お客さんがご自身の予算に応じたリフォームの事例を確認できるようになってるんですよ。

　タグでいうと「外回り」とか「中古住宅購入時にリフォーム」とか、工事の場所やリフォームをするタイミングについても載せています。そうするとリフォームを検討している方が、予算や部位、シーンで事例を見ていただいて、より想像してもらいやすくなると思うんですよ。

――イズも水まわり商品を中心に販売しているにもかかわらず、平均単価が150万円にも上ってますよね。