・三栄水栓製作所は社名をSANEIに変更し、グローバル展開を狙う
・水栓事業の年商は270億で、様々な場面に合うデザイン性の高い水栓が人気だ
・西岡社長は量産型より心を打つ水栓を作っていきたいと話す
SANEI 西岡利明 社長
インテリアに合うデザイン追求
1954年創業の老舗水栓メーカーが新たなチャレンジを始めている。今年4月に社名を三栄水栓製作所からSANEIに変更し、グローバル展開を見据えたブランディングを開始。メーン商品である水栓は以前よりデザイン性やコンセプトを強く打ち出したラインアップを増やしている。西岡利明社長は人の心を打つ水栓を開発していくと意気込む。
どんな空間にも調和
――水栓の全国規模のメーカーはTOTO、LIXIL、KVK、カクダイなどがありますが、SANEIのシェアは今どれくらいですか。
住宅分野で20%程度。水栓の市場は1100億円弱ありますが、住宅分野が約590億、非住宅が約500億と分かれています。私どもは年商が207億円で、そのうち水栓が約120億円。多くが住宅ですが、ホテルでの採用も増えてきており、宿泊施設等には多数の採用案件があります。
――西岡さんが社長になられてから15年目。最近は特にデザイン性を強めています。
この記事の関連キーワード : SANEI インタビュー インテリア キッチン ブランディング ホテル リノベーション リフォーム 市場 リフォーム市場 三栄水栓製作所 住設建材メーカー 年商 水まわり 水栓 風呂

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- 1653号(2025/06/16発行)12面
- 1651号(2025/06/02発行)12面
- 1649号(2025/05/19発行)7面
- 1647号(2025/05/05発行)15面
- 1643号(2025/04/07発行)16面